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1)●なぜ辺野古移設の声が大きいのか?
今回のNHKの世論調査の結果で一番多い意見は「基地を本土並みに減らしてもらいたい」というのが最も多く「全面撤去すべき」の2倍。これが沖縄の多数派の意見だろう。 #クロ現プラス
2)辺野古の問題は本土メディアでは「辺野古移設」と報じられ、沖縄メディアでは「辺野古新基地建設」と報じられる。この違いが大きい。まず、辺野古は当初の計画と異なり、単なる普天間をそのまま移すのではなく、様々な面で機能強化しているため、沖縄では新基地建設と呼ばれる。 #クロ現プラス
3)沖縄の基地は元々土地が米軍から強制接収されてそこに作られたもの。だからいずれは「返還」される。しかし、辺野古は仲井真前知事が「承認」したため、県民が”新しい基地を作っていい”という承認を与えた形になる。そこがもう1つの大きな違い。 #クロ現プラス
4)辺野古がなぜ特別なのかというと、政治的に承認された基地は「返還」されようがないから。それが基地の固定化につながる。基地の固定化は沖縄から基地負担が「減らない」ということになる。それを懸念している沖縄県民が6割以上いるということだろう。 #クロ現プラス
5)政治的に「承認」といっても仲井真前知事は辺野古反対を掲げて当選したため、沖縄県民は「選挙」という形で辺野古を作る「承認」をしていない。この意思決定プロセスにも問題がある。そうした事情もあり辺野古は沖縄にとっていつまでも基地負担が減らないことの象徴になっている。#クロ現プラス
6)●なぜ沖縄の問題が本土に伝わらないのか?
3年前に初めて県知事選を取材して、自分がこんなにも沖縄の人たちが抱えさせられている問題を知らなかったことに愕然とした。同時に「沖縄のこの問題はこうだからこうすればいい」と単純に話せない複雑さがあることも学んだ。 #クロ現プラス
7)その複雑さに加えて、本土民にとっては沖縄に問題を押しつけているという「加害者意識」があるため、本土メディアが沖縄の問題を取り上げることに及び腰になってしまうのではないか。 #クロ現プラス
8)●なぜ沖縄に対するヘイトがここ数年で増えたのか?
翁長知事誕生で本土に向けた情報発信が強化された。自民党が圧倒的に強い中政府に対して真正面からNoを突きつけてる。そんな自治体は全国どこを見てもないため、結果として本土メディアで沖縄が取り上げられる機会が増えた。 #クロ現プラス
9)本土メディアで取り上げられる機会が増えたことで、沖縄の抱えさせられている問題に気づいて何とかしたいと思う本土の人は増えた。一方でなぜ政府のやることに反対するのかという人たちに沖縄が「叩くべき敵」だと認知された。メディア露出の増加はその両面をもたらした。 #クロ現プラス
10)●沖縄と本土の意識の溝を埋めるためにメディアができることは?
沖縄を批判する声に「安全保障上、地政学的に仕方ないのだから我慢しろ」という意見がある。しかしそれは、安全保障という国全体で考えなければいけない問題を沖縄という一地域に押しつけてるに過ぎない。 #クロ現プラス
11)沖縄の基地問題は安全保障の問題。だからこそ、本土メディアが最優先で報じる必要がある。沖縄の基地問題は、沖縄が当事者の問題なのではなく、日本国民全てが当事者。そういう意識で本土メディアが報じなければいつまで経ってもこの非対称な関係は変わらない。 #クロ現プラス
12)一方で沖縄メディアも沖縄県民に寄り添う報道に徹してきたがゆえに、本土から見ると、共感しにくい部分もあった。そうした溝が反発を呼び、ヘイトスピーチなどにもつながっている面もあるだろう。 #クロ現プラス
13)その意味で沖縄タイムスが始めた沖縄に対するありがちな誤解をわかりやすく訂正していく取り組みは重要。両方のメディアが少しずつ溝を埋めていかないといけない。 #クロ現プラス
14)●なぜ沖縄の人はこれほどまでに怒ったり、主張しているのか?
それは、琉球処分、沖縄戦、戦後の米軍統治、復帰後も変わらぬ基地負担といった歴史的経緯があるから。 #クロ現プラス
15)沖縄の人たちに取材して感じる共通の思いは「本土の人たちが何か沖縄について語る際、そうした歴史的経緯を知った上で発言してほしい」ということ。これを本土の人間は知るべきだし、知るために沖縄を訪れた際、沖縄の人といろいろなことを話した方がいい。 #クロ現プラス
【夜10時】老化を防ぎ若さを保つ!カギは染色体の端の「テロメア」という部分。年を重ね、細胞分裂のたびに縮むと考えられていた「テロメア」をのばし若さを保つ方法が明らかに!?ご意見を #クロ現プラス またはこのアカウントに返信ください。nhk.or.jp/gendai/article…
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