のちに振り返ることで、その一瞬がいかに特別で、かけがえのない奇跡の連続だったのかに気づかされることがあります。
vividbirdが2024年2月18日にステージに立った約25分間の公式記録――YouTubeにアップされているこの『LIVE 2024.02.18』は、ファンにとって、美しくもどこか切ない、大切なお守りのような映像です。
なぜならこの映像は、初期オリジナルメンバーである6人が揃ってステージに立ち、彼女たちにとっての「当たり前の日常」を全力で届けてくれていた、最後の輝きが収められているからです。
激動の過渡期を迎える直前、この日の彼女たちが魅せたパフォーマンスはまさに圧巻の一言。「TORIKAGO」から始まり、「論理ボーイ」「GPG」と続くセットリストの中で、6人の歌声とダンスが見事なまでの調和(シンクロ)を見せています。ビドバの武器であるポップセンスとチルい浮遊感が、6人のフォーメーションによって完璧な形でフロアに表現されており、この時点でのグループの完成度の高さに改めて驚かされます。
何気ないMCのやり取りや、メンバー同士がふと見合わせる笑顔。当時は何気ない「日常」の1コマだったはずのすべてが、今見返すと胸が締め付けられるほど愛おしく、尊いものとして映り込みます。
「アマヤドリ」の切ないメロディ、そしてラストの「革命」へ向かって熱量を上げていく6人の気迫。形を変えて進んでいく彼女たちの未来を知っているからこそ、この瞬間にしか放てなかった6人のエネルギーを、ぜひもう一度、その目に、耳に、焼き付けてください。
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